今夏は雨が多かったため、どこもかしこも雑草が生い茂ってしまいました。ハーブ園もみかん園も草刈作業でてんてこ舞いです。特にみかん園は広いため管理が追いついていません。こちらは伊藤チーフリーダーが、早朝仕事前に除草作業をボランティアで行って下さっています。本当に頭が下がります。
 今年の一番の被害はイノシシたちです。夜間に出没しては、至る所で土を掘り返し、ミミズなどを食べているようなのです。大きなイノシシや6頭のうりんこを連れた母イノシシが来ていることが判明!様々な悪条件が重なった今年のみかんの収穫は本当に心配です。
170909dai2boardigging.jpg
(イノシシ親子の運動会跡~土手は崩れ落ち、木の根っこはむき出し状態に・・・)

 それにめげている訳にはいかず、先週から私たちは摘果作業に取り組み、今日もボランティアさんと一緒に最後の仕上げに出かける予定です。前回お伝えしたように今年はみかんの数がとても少ないのですが、それでも貴重な実を摘果せざるを得ません。断腸の思いです!
1709sentei-dai1.jpg
(第一ミカン園で選定作業)
170909dai3tekkamikan.jpg

 もちろん摘果した大切なみかんは、余すところ無く利用しています。剥いた中味はジャム用に、搾ったジュースはカフェでお客さまに提供したり、青みかんシフォンケーキに使います。無農薬の安全・安心な外皮は、ケーキに入れると香り豊かでほのかに酸味がある逸品に仕上がります。
 それに加え、今年は外側を乾燥させて貴重な陳皮を作っています。最近の情報では、ガン予防のトップにニンニクを抜いて温州みかんが躍り出たとのことです。温州みかんに含まれているβークリプトチサンキンが活性酸素を抑さえるとのことで、しかも皮に一番たくさん含まれているのです!こんな効果のある物を今まで捨てていたなんて、何ともったいないことです。と言うわけで、今年は陳皮作りに挑戦しています。そのため、工房の中は青みかんの心地よいさわやかな香りが立ちこめていますよ。
多度みかんプロジェクト
 はあぶ工房は勝手ながら長い夏休みをいただきましたが、明日からまた営業を始めます。
 さて、今年は春先に低温の日が続き、多度のみかん園はどこも実の成りがとても悪く、はあぶ工房のみかん園も例外ではありません。今年は新しく第3みかん園が増えましたが、それでもとても昨年のような収穫は期待できません。一ヶ月ほど前に、3カ所のみかん園の木を全部チェックしました。その結果、みかんが成っている木は全体の4分の一から3分の一であることが判明。これは一大事〜今年はみかんジュースに必要な量の確保はとても無理!!
どうしたものか・・・思案中です。自然の営みを前にして人間は何も出来ません。改めて人の無力さを感じています。

1707dai2.jpg
(不作の年の貴重なミカンです!)

170708kusakari2.jpg
(第2ミカン園の草刈り作業風景)

170708ehime2.jpg
(新スタッフの第2ミカン園作業デビュー:ジョーロでえひめアイを根元に撒きました。)
多度みかんプロジェクト
 蒸し暑い毎日が続いています。この季節、冷たいジュースは本当に美味しいでよね。
 さて、昨年できた1470本の「多度みかんのおくりもの」は、6月には残り550本になっていました。あともう一がんばり!!みんなで一生懸命販売活動を行い、工房でも「お中元セール」を開始しました。大勢の方々がお中元や法事の返礼品としてご利用下さったり、また介護関係の事業所からまとめてたくさんご注文いただいたりと、予想以上に速いペースで多度みかんジュースはあちこちへお嫁入りしていきました。お陰様で山積みされていたジュースのコンテナはすべて空っぽとなりました。
 支援者のみなさん、ボランティアさん、スタッフみんなのお陰です。ありがとうございました。
多度みかんプロジェクト
 昨年収穫が終わったみかん園は青い葉だけが残っていて、何だか寂しい風景となりました。山の上に一本だけある甘夏みかんの木には、年末実がたくさん成っていたのを覚えていました。年明けてそろそろ収穫の頃かなあ〜と久しぶりに山に出向いたところ、何とお猿さんの集団が来ていて、大半の甘夏の実を食べてしまっているではありませんか!!悔しい思いをして、残ったわずかな実を持ち帰りシフォンケーキにした次第です。

20170228-1.jpg
 
さて、1月、2月は冬の手入れをする時期で、今回は地元で30年以上みかんを育てて入らしたベテランのお二人を紹介していただき、現地でボランティアさんも一緒に、みかんの木の基礎講義と今の時期にしておかなければならない「根切り」について実践も交えて教えてもらいました。「知らぬが仏」「目からうろこ」・・・いろんなことを学ばせていただいた次第です。「根切り」は一番外側の葉の下まで根が伸びているので、その下の土をスコップで掘り起こして古い根を切りながら更新し、また天地返しをすることで、土の中に成長に欠かせない酸素を送り込む作業なのです。あ〜あ、とても力がいる仕事です!!
また、3月になったら行う剪定についても学びました。私たち初心者は一からの勉強です。でもなかなか奥が深〜い!

20170228-2.jpg

 まだまだ指導を受けながら、管理を任されているみかん園をしっかり維持していきたいと切に願っています。私たちのために、お忙しい中仕事を中断して指導に来て下さったお二人に心から感謝申し上げます。今後ともご指導よろしくお願いします。

20170228-3.jpg
多度みかんプロジェクト
 大勢の皆さんの協力で収穫した多度みかん2トン余りをトラックに積んで、翌24日の早朝5時、真っ暗な中スタッフ二人で桑名を出発し、一路熊野に向かいました。前日の暖かさはどこへやら〜、とても寒い朝でした。途中朝食をサービスエリアでと思っていたのに、南に進むにつれて高速道路にはコンビニもなく店も開いてない。地道で最初のコンビニを見つけたときはとっても嬉しく、暖かい飲み物とサンドイッチで一息つくことができました。
 トラックを運転できない私に代わってずっと運転してくれたスタッフのお陰で、8時45分無事に「夢工房くまの」さんに到着。早速みかんの荷下ろし作業が始まりました。
161124a.jpg

我々のみかんがどのようにしてジュースに変身していくのか・・・興味津々で見守っていました。
161124b.jpg

 ジュースができるまで大分時間が掛かると言うことで、しばらく工場を離れ教えていただいた近くの温泉へと向かいました。かわいいトロッコに乗って温泉地まで出発。ちょっとした旅気分を味わい、ステキな温泉に浸かって朝早くからの疲れを癒して冷えた身体も温まり、心地よいご褒美をもらっちゃいました。
 今回搾汁を依頼した「夢工房くまの」さんは、はあぶ工房と同様に伊勢志摩サミットでみかんジュースを提供されたのです。何故かというと、ここでは「インライン方式」を採用されていて、皮を搾らないで中味の美味しさだけをジュースにすることが出来るのです。私たちの大事に育てたみかんもぜひその「インライン方式」でジュースにしてもらいたいと思い、はるばる遠く熊野まで運搬してきた訳なのです。 

 3時前に工場に戻りましたが、思った以上にみかんがたくさんあったようで、まだまだ出来上がりそうもありませんでした。待っている間、外からジュースになる行程を一部見せていただくことができました。
161124c.jpg

 5時を過ぎ最終段階のラベル貼りとなり、手慣れた作業員が二人がかりで丁寧にチェック作業も含めて行っているのを横で見学させていただきました。
161124d.jpg
 
 すべての作業が完了したのは夕方5時半過ぎ。出来たジュースはなんと1470本!!すご〜い数だ。急いでトラックに積み込み、帰路に就いたのは5時45分。再び長い道のりを桑名に向かって出発しました。途中休憩しながらも運転手はただ一人で、本当に疲れたことと思います。お陰様でたくさんのジュースは一本も割れることなく、10時前に無事桑名にたどり着きました。長い一日でしたが、無事に役目を果たして戻れたことに感謝。
多度みかんプロジェクト
 | HOME | Next »