新年も一ヶ月が過ぎようとしている今日、外は真っ白の雪景色。昨日より朝一番の仕事は雪かきです。風も冷たく冬将軍を肌で感じています。
 さて、前回のブログで少し触れましたが、昨年12月より多度地区以外のみかん園を管理させて頂く事になり、昨年暮れよりみんなでみかん収穫と草刈りに出かけていました。表のみかん園は杉山温州みかんという今は幻の品種で大変貴重なものと聴いています。気を付けないと転がり落ちそうなぐらいの急斜面で、収穫したみかんのコンテナを運ぶためにモノレールが設置されていて、私たちも大変助かっていますが、ここを80歳を越えたおばあちゃまが一昨年までお一人で管理されていたかと思うと、私たちも音を上げるわけには行きません。

モノレール
(初めてモノレールを運転してミカン園の上まで上がりました。見下ろすと何と急な斜面でしょう!)
第4収穫
(正月明けのみかん園はお猿が来て甘いミカンを引きちぎって食べてた跡は白いヘタの部分だけが木にの残されています)。

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(裏のみかん園は緩やかな傾斜面で繁田温州みかんという品種だそうです。どちらも甘味と酸味が程よくブレンドされてとても美味しいみかんです。)

 新年早々から再びみかんを収穫し、9日に再度熊野までトラックで走り「夢工房くまの」さんにお世話になって新たにみかんジュース800本余りが完成しました。名付けて「久波奈みかんジュース」の誕生!

従来の「多度みかんジュース」は今年は青みかんも混じっているので〜キリッと爽やか!あと味スッキリ青春の味〜
一方「久波奈みかんジュース」は〜程よい甘味と酸味があり熟成された大人の味〜 

それぞれ特色のあるジュースの味を楽しむことが出来ます。どちらも自然の美味しさそのままを搾った無添加100%ストレートの工房自慢のジュースです。一度ぜひ味比べをしてみてください。

みかんジュース2018-1
(左のグリーンラベルが「久波奈みかんジュース」 右のオレンジラベルが「多度みかんジュース」です)
多度みかんプロジェクト
 収穫祭当日は朝7時まで雨が降っていました。みんなの思いが通じて集合時間の八時半には雨が上がり、それ程寒くもなく晴れ間が見える天気へと変わっていきました。本当に感謝!の一言。
 しかも更にラッキーなことが・・・朝6時半の時点で雨が降っていたため、赤須賀の漁が中止となり、集合時間には10人を越える漁師さん達がお手伝いに駆けつけて下さったのです!!今年は漁師さん、ボランティアさん、スタッフ合わせて総勢67名。3カ所のみかん園に分かれていざ出発〜!
17収穫風景

17収穫風景2

 今年は前回のブログでお伝えしたように、春先の天候不良とイノシシと鹿の獣害のためにみかんの出来が非常に悪く、第3みかん園が加わったと言えども、残念なことに今年の収穫量はそのため、多少青い顔をしたみかんも全部利用。それでも昨年の4割ほどにしかなりませんでした。みかんの量が少なかったうえ、漁師さんがせっせとコンテナを運んで下さり、10時半には作業のすべてが完了したのです。大勢での収穫作業は何と早いんでしょう!
17空きコンテナ
(100箱用意したコンテナは、51箱しかみかんで埋まらず、あとは悲しいことに空でお持ち帰りとなりました。)
17収穫祭集合写真
(みんなですれば本当に早い~心地よい達成感でハイ!ポーズ)

 駐車場に戻り、おにぎりを配って11時には解散となりました。その後冷たい風が吹き始め、なんとぎりぎりセーフのお天気に感謝でした。リースのトラックが到着するのは12時45分頃。それまで漁師さんと一部のスタッフが残ってトラックを待ちました。到着後、約1トンのみかんは漁師さん達の見事な連係プレーであっという間にトラックの中へ移動。その間たったの5分ほどでした!日頃から大量のシジミや蛤を扱っている漁師さん達ならではの作業風景に、見とれている間にすべてが完了しました。

17収穫みかん
(少し青いみかんもジュース工場行きとなりました。)
17みかん積込作業
(漁師さん達の見事な連係プレーであっという間にトラックの中へ)

 今年も大勢の方々が「はあぶ工房」のみかん収穫祭のために貴重な休日を返上してお手伝いに駆けつけて下さり、本当にありがとうございました。活動を支えて下さる温かい人達の絆は「はあぶ工房」の何にも代え難い財産であり、私たちの誇りです。
 
 翌日の朝には昨年お世話になった熊野のジュース加工場「夢工房くまの」に収穫したばかりのみかんを搬入し、その日のうちにジュースとなって桑名に戻ってきました。今年は昨年よりグッと少なく510本でしたが、お味は少し青いみかんも加わって昨年より「さっぱり・きりっとした」ジュースに仕上がっています。ぜひ今年特有のプレミアムジュースを楽しんでいただきたいと思います。 
多度みかんプロジェクト
 今夏は雨が多かったため、どこもかしこも雑草が生い茂ってしまいました。ハーブ園もみかん園も草刈作業でてんてこ舞いです。特にみかん園は広いため管理が追いついていません。こちらは伊藤チーフリーダーが、早朝仕事前に除草作業をボランティアで行って下さっています。本当に頭が下がります。
 今年の一番の被害はイノシシたちです。夜間に出没しては、至る所で土を掘り返し、ミミズなどを食べているようなのです。大きなイノシシや6頭のうりんこを連れた母イノシシが来ていることが判明!様々な悪条件が重なった今年のみかんの収穫は本当に心配です。
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(イノシシ親子の運動会跡~土手は崩れ落ち、木の根っこはむき出し状態に・・・)

 それにめげている訳にはいかず、先週から私たちは摘果作業に取り組み、今日もボランティアさんと一緒に最後の仕上げに出かける予定です。前回お伝えしたように今年はみかんの数がとても少ないのですが、それでも貴重な実を摘果せざるを得ません。断腸の思いです!
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(第一ミカン園で選定作業)
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 もちろん摘果した大切なみかんは、余すところ無く利用しています。剥いた中味はジャム用に、搾ったジュースはカフェでお客さまに提供したり、青みかんシフォンケーキに使います。無農薬の安全・安心な外皮は、ケーキに入れると香り豊かでほのかに酸味がある逸品に仕上がります。
 それに加え、今年は外側を乾燥させて貴重な陳皮を作っています。最近の情報では、ガン予防のトップにニンニクを抜いて温州みかんが躍り出たとのことです。温州みかんに含まれているβークリプトチサンキンが活性酸素を抑さえるとのことで、しかも皮に一番たくさん含まれているのです!こんな効果のある物を今まで捨てていたなんて、何ともったいないことです。と言うわけで、今年は陳皮作りに挑戦しています。そのため、工房の中は青みかんの心地よいさわやかな香りが立ちこめていますよ。
多度みかんプロジェクト
 はあぶ工房は勝手ながら長い夏休みをいただきましたが、明日からまた営業を始めます。
 さて、今年は春先に低温の日が続き、多度のみかん園はどこも実の成りがとても悪く、はあぶ工房のみかん園も例外ではありません。今年は新しく第3みかん園が増えましたが、それでもとても昨年のような収穫は期待できません。一ヶ月ほど前に、3カ所のみかん園の木を全部チェックしました。その結果、みかんが成っている木は全体の4分の一から3分の一であることが判明。これは一大事〜今年はみかんジュースに必要な量の確保はとても無理!!
どうしたものか・・・思案中です。自然の営みを前にして人間は何も出来ません。改めて人の無力さを感じています。

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(不作の年の貴重なミカンです!)

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(第2ミカン園の草刈り作業風景)

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(新スタッフの第2ミカン園作業デビュー:ジョーロでえひめアイを根元に撒きました。)
多度みかんプロジェクト
 蒸し暑い毎日が続いています。この季節、冷たいジュースは本当に美味しいでよね。
 さて、昨年できた1470本の「多度みかんのおくりもの」は、6月には残り550本になっていました。あともう一がんばり!!みんなで一生懸命販売活動を行い、工房でも「お中元セール」を開始しました。大勢の方々がお中元や法事の返礼品としてご利用下さったり、また介護関係の事業所からまとめてたくさんご注文いただいたりと、予想以上に速いペースで多度みかんジュースはあちこちへお嫁入りしていきました。お陰様で山積みされていたジュースのコンテナはすべて空っぽとなりました。
 支援者のみなさん、ボランティアさん、スタッフみんなのお陰です。ありがとうございました。
多度みかんプロジェクト
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