収穫祭当日は朝7時まで雨が降っていました。みんなの思いが通じて集合時間の八時半には雨が上がり、それ程寒くもなく晴れ間が見える天気へと変わっていきました。本当に感謝!の一言。
 しかも更にラッキーなことが・・・朝6時半の時点で雨が降っていたため、赤須賀の漁が中止となり、集合時間には10人を越える漁師さん達がお手伝いに駆けつけて下さったのです!!今年は漁師さん、ボランティアさん、スタッフ合わせて総勢67名。3カ所のみかん園に分かれていざ出発〜!
17収穫風景

17収穫風景2

 今年は前回のブログでお伝えしたように、春先の天候不良とイノシシと鹿の獣害のためにみかんの出来が非常に悪く、第3みかん園が加わったと言えども、残念なことに今年の収穫量はそのため、多少青い顔をしたみかんも全部利用。それでも昨年の4割ほどにしかなりませんでした。みかんの量が少なかったうえ、漁師さんがせっせとコンテナを運んで下さり、10時半には作業のすべてが完了したのです。大勢での収穫作業は何と早いんでしょう!
17空きコンテナ
(100箱用意したコンテナは、51箱しかみかんで埋まらず、あとは悲しいことに空でお持ち帰りとなりました。)
17収穫祭集合写真
(みんなですれば本当に早い~心地よい達成感でハイ!ポーズ)

 駐車場に戻り、おにぎりを配って11時には解散となりました。その後冷たい風が吹き始め、なんとぎりぎりセーフのお天気に感謝でした。リースのトラックが到着するのは12時45分頃。それまで漁師さんと一部のスタッフが残ってトラックを待ちました。到着後、約1トンのみかんは漁師さん達の見事な連係プレーであっという間にトラックの中へ移動。その間たったの5分ほどでした!日頃から大量のシジミや蛤を扱っている漁師さん達ならではの作業風景に、見とれている間にすべてが完了しました。

17収穫みかん
(少し青いみかんもジュース工場行きとなりました。)
17みかん積込作業
(漁師さん達の見事な連係プレーであっという間にトラックの中へ)

 今年も大勢の方々が「はあぶ工房」のみかん収穫祭のために貴重な休日を返上してお手伝いに駆けつけて下さり、本当にありがとうございました。活動を支えて下さる温かい人達の絆は「はあぶ工房」の何にも代え難い財産であり、私たちの誇りです。
 
 翌日の朝には昨年お世話になった熊野のジュース加工場「夢工房くまの」に収穫したばかりのみかんを搬入し、その日のうちにジュースとなって桑名に戻ってきました。今年は昨年よりグッと少なく510本でしたが、お味は少し青いみかんも加わって昨年より「さっぱり・きりっとした」ジュースに仕上がっています。ぜひ今年特有のプレミアムジュースを楽しんでいただきたいと思います。 
多度みかんプロジェクト
 季節は足早に寒い冬に向かっています。束の間の美しい季節、工房でも様々なイベントを企画し、参加者の皆さんと楽しいひとときを過ごすことが出来ました。その幾つかをご報告します。

*第70回はばたけTogether コンサート〜CHASKA〜
 工房ではお馴染みのCHASKAによるフォルクローレコンサート。大型台風が接近する中、少しでもゆっくり東海地方を通過してくれることをひたすら祈りつつ、朝から準備をスタートしました。幸いお客さまが到着する時間は風も雨もさほどひどくなく、皆さまにはコンサート前にteatimeを取っていただきました。いつものようにチャスカメンバーの軽やかでトークを交えた楽しい演奏に台風も足踏み状態。お客さまにも心置きなく音楽を堪能していただいて帰宅の途に就いて頂く事が出来ました。私たちも急いで片付けを済ませ、自宅にたどり着いた直後に嵐もひどくなりぎりぎりセーフ!
1710chaska.jpg

*オカリナライブ〜ピア・チェーレ〜
 オカリナとピアノのデュオによるしっとりとした秋にぴったりのライブ。当日はハロウィーンで、出演者のお二人はステキな仮装衣装でイベントを盛り上げて下さいました。オカリナの音色は柔らかな秋の紅葉と相まって、それはしっとりとした至福の時間を楽しませていただきました。
1710piachele.jpg

*桑名ほんぱく〜桑名のオーガニックハーブでアロマオイルをつくろう〜
 今年初めて主催者として参加したプログラムに定員以上の方々が応募下さり、本当に嬉しく実りあるひとときを皆さまと過ごすことが出来ました。アロマオイルの器具はなかなか目にすることがなく、また工房自家製の安全なハーブを使って自分でオイルを作れるということで、皆さんの関心もひときわだったようです。皆さんにも参加していただきながら1時間半、興味津々の参加者一緒に和気あいあいの時間を楽しく過ごさせていただきました。抽出したオイルはほんのわずかで、みなさんは本物のオイルの貴重さを改めて感じて下さった次第です。自家製ハーブウオーターとオイル入りスプレーをお持ち帰りいただきました。ハーブを身近に感じていただき、ハーバルライフを楽しんでいただけたと主催者としても大変嬉しく、実りあるひとときとなりました。来年もぜひ計画したいと思っています。
171111honpaku.jpg

171111honpaku2.jpg

1711aromaoil.jpg
(奥のカラフルなボトルはハーブウオーター、手前の小さいボトルは貴重なアロマオイルです)
イベント
 多度ミカンの世話に追われながら、同時に工房ガーデンの世話も怠ることはできません。今年は窓辺のぶどうもカナブン被害が少なく、暑い夏にはグリーンカーテンとなり、窓辺に座ると見上げると涼しげなみどりのぶどうが視界に入って、なんとも素敵なガーデンの風景を楽しませてくれました。
 もう一つはクラブアップルツリー。ターシャの庭のようにはいかないけれど、今年はたくさんの実がついて、これもカナブンに食べられることなく真っ赤なかわいい実がなり、お客様やわたし達をなごませてくれました。収穫したリンゴはジャムにしてケーキに使っています。
1709apple.jpg

 ハーブ園は秋の準備に入りたいのに、まだまだ雑草退治に追われています。秋雨の影響で畝起しの作業も中断。でも晴れ間を縫っての作業にいそしんでいますよ。
カフェ
 今夏は雨が多かったため、どこもかしこも雑草が生い茂ってしまいました。ハーブ園もみかん園も草刈作業でてんてこ舞いです。特にみかん園は広いため管理が追いついていません。こちらは伊藤チーフリーダーが、早朝仕事前に除草作業をボランティアで行って下さっています。本当に頭が下がります。
 今年の一番の被害はイノシシたちです。夜間に出没しては、至る所で土を掘り返し、ミミズなどを食べているようなのです。大きなイノシシや6頭のうりんこを連れた母イノシシが来ていることが判明!様々な悪条件が重なった今年のみかんの収穫は本当に心配です。
170909dai2boardigging.jpg
(イノシシ親子の運動会跡~土手は崩れ落ち、木の根っこはむき出し状態に・・・)

 それにめげている訳にはいかず、先週から私たちは摘果作業に取り組み、今日もボランティアさんと一緒に最後の仕上げに出かける予定です。前回お伝えしたように今年はみかんの数がとても少ないのですが、それでも貴重な実を摘果せざるを得ません。断腸の思いです!
1709sentei-dai1.jpg
(第一ミカン園で選定作業)
170909dai3tekkamikan.jpg

 もちろん摘果した大切なみかんは、余すところ無く利用しています。剥いた中味はジャム用に、搾ったジュースはカフェでお客さまに提供したり、青みかんシフォンケーキに使います。無農薬の安全・安心な外皮は、ケーキに入れると香り豊かでほのかに酸味がある逸品に仕上がります。
 それに加え、今年は外側を乾燥させて貴重な陳皮を作っています。最近の情報では、ガン予防のトップにニンニクを抜いて温州みかんが躍り出たとのことです。温州みかんに含まれているβークリプトチサンキンが活性酸素を抑さえるとのことで、しかも皮に一番たくさん含まれているのです!こんな効果のある物を今まで捨てていたなんて、何ともったいないことです。と言うわけで、今年は陳皮作りに挑戦しています。そのため、工房の中は青みかんの心地よいさわやかな香りが立ちこめていますよ。
多度みかんプロジェクト
 はあぶ工房は勝手ながら長い夏休みをいただきましたが、明日からまた営業を始めます。
 さて、今年は春先に低温の日が続き、多度のみかん園はどこも実の成りがとても悪く、はあぶ工房のみかん園も例外ではありません。今年は新しく第3みかん園が増えましたが、それでもとても昨年のような収穫は期待できません。一ヶ月ほど前に、3カ所のみかん園の木を全部チェックしました。その結果、みかんが成っている木は全体の4分の一から3分の一であることが判明。これは一大事〜今年はみかんジュースに必要な量の確保はとても無理!!
どうしたものか・・・思案中です。自然の営みを前にして人間は何も出来ません。改めて人の無力さを感じています。

1707dai2.jpg
(不作の年の貴重なミカンです!)

170708kusakari2.jpg
(第2ミカン園の草刈り作業風景)

170708ehime2.jpg
(新スタッフの第2ミカン園作業デビュー:ジョーロでえひめアイを根元に撒きました。)
多度みかんプロジェクト
« Prev | HOME | Next »